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体育あそび

幼児の特性を生かした体育遊びを実践しています。

体育は“おけいこ”と思われている部分があり、フィジカル(身体能力)やメンタル(精神面)の向上よりもスキル(技術)の向上に目を運ぶようになっています。

しかし、『子どもは大人のミニチュアではない』と言われているように、楽しさや達成感等の味わい方や発達する部分も大人と違います。手立てが違うのです。保育に目を向けながら子どもの成長を促がしていくことが大切であり、さまざまな運動経験をしていく中で、体を動かすことが楽しいと感じることができるような“体育あそび”を行っています。その手立てとして2つの運動プログラム『サーキット遊び』『ふれあい遊び』を実践します。

また、ダンスでは、軽快な音楽に合わせて、身体を動かすことや踊ることを通して、楽しみながらリズム感を身に付けられるようにしています。リズムに乗って友だちと一緒に体を動かし、表現する楽しさを十分に味わえるようにしています。

サーキット遊びとは

短い時間で様々な種類の動きをたくさん経験することができます。多くの子ども達が一斉に多彩な動きを繰り返すことにより、かえって主体性は引き出され、一つ一つの動きは個人的であるにもかかわらず、集団として愉悦観を味わうことができます。その結果として、個々の子どもの身体機能も高まります。

ふれあい遊びとは

適当に盛り上がってスムーズに進行するのとは違い、葛藤や戸惑う場面を意図的に提供して、子ども達同士がどのような解決策を出しあうか、それを見守ることが重要です。そこで問われるのは指導者の巧みな展開よりも、トラブルが起こったときの指導者の言葉がけの中身が大切だと考えています。

  • 陣取りゲーム

  • ボール遊び

  • 対抗ゲーム

ダンス

平成20年に文部科学省が発表した学習指導要領で、小学校においても平成23年から表現運動・リズムダンスが体育に導入されています。幼稚園では、その前段階として、広い体育館や園庭で身体を動かすこと、リズムに乗って踊ることの楽しさを味わえるようにしています。

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